浜益観光まちづくり推進協議会

秋の魅力たっぷりツアーが行われました!

まずは浜益の歴史について

10月19日(土)、当協議会とアミーケ・インターナショナル株式会社の共同企画「浜益!秋の魅力たっぷりツアー」が開催されました。

秋のツアー企画は初めてで、どうなるかと心配でしたが・・・募集定員を上回る40名の申し込みがあり、満員御礼となりました!

朝早く札幌駅を出発して、紅葉が見頃となった浜益へ。一行がまず訪れたのは、ニシン漁で沸いていた頃の歴史がたっぷりと詰まっている「はまます郷土資料館」です。

建物は白鳥家のニシン番屋を復元したもので、当時の漁に使われた道具や親方の部屋の様子などが展示されています。管理人さんが歴史について説明してくれました。

この辺では北のことを「あい」と呼ぶ。あい風などの言葉で使う。石狩市厚田にある道の駅「あいろーど」もこの言葉が元になっている、という話に感心の声も聞こえたり。

浜益が全盛期だった時代を覗き見たあとには、場所を移動して「荘内藩ハママシケ陣屋跡」へ。

バスで住宅街の小道へ入り、そこで下車してさらに神社の方へ歩きます。そこからまた緩やかな坂を上ると、大手門が見えてきます。

こちらでは荘内藩陣屋研究会のメンバーが跡地をガイド。大手門をくぐった奥には奉行所をはじめ長屋や湯屋といった建物が並び、ひとつの集落のようになっていたそう。希望者はガイドと一緒に奉行所跡地まで歩きます。

資料を読むと、とてもたくさんの人たちがここで暮らしていたようなのですが、わずか9年でこの地を引き揚げることになります。その際にはすべての建物を解体し、今では少しの石垣や小さな石橋が残るのみ。

研究会が、この辺には〇〇があったという看板を設置していますが、見た目には静かな森といったたたずまいです。シシ神様でも隠れていそうです。

お昼はいよいよ幻の浜益牛を味わいます!

いい運動をしたところで、いよいよお楽しみのランチタイムです。

陣屋跡から10キロ程度北上したところにある、森のくだもの屋さん「きむら果樹園」に移動して浜益牛のBBQを味わいます!

この日のメインである浜益牛は、A5ランクという牛のなかでも高級なお肉です。しかし、出回る機会が少ないのでなかなかお目にかかれないレアな食材。これを楽しみに参加を決めた人も多いのではないでしょうか。

バスが園地に到着すると、浜益豊漁太鼓のみなさんによる力強い演奏がお客さまをお出迎え。

直売所の裏手にある炭焼きコーナーには、浜益米のおにぎりや鮭のちゃんちゃん焼きも用意してありました。デザートは木村さんのりんごを使ったフルーツピザ。石窯があるので、その場で焼きたてを食べられるのがこれまた魅力です。

みなさん、食べたい物を好きなように味わっていました。

お腹いっぱい食べた後には直売所でそれぞれぶどうやナシ、りんごを購入。最後にはまた太鼓の演奏を聞き、一行は本日最後の目的地・浜益温泉へと向かいました。

温泉入浴で身体をあたため、ツアーは終了です。

最後に、まちづくり協議会メンバーから参加者へご挨拶をさせていただきました。みなさん温かいまなざしを向けてくれたのが印象的でした。「また来ます」と言ってくれた人もいて、とても嬉しい気持ちです。

秋のツアーは初開催で、いろいろと行き届かない面もあったかと思いますが、ぜひまた浜益に足を運んでもらえたら幸いです。

たくさんのご参加ありがとうございました!

今回の反省を糧に、また次の企画を考えていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします!

 

あと、とっても個人ごとなんですが、昔石狩市内の食堂に勤めていたときに、よく来てくれていたお客さまがツアーに参加していました。懐かしいやら会えて嬉しいやら、ゆっくりとお話したかったのですが、なかなか落ち着いて話せず・・・

またどこかで会えることを願っています!世の中は思っているより狭いので、きっとどこかですれ違っているはず・・・(M)